研修のオンライン化について
緊急事態宣言が解除後は、延長されていた「企業研修」の日程も新たに決まり打ち合わせも進んでいました。ですが、ここ最近、全国的な新規感染者が増える中、リアルでの研修実施に不安要素もあり研修のオンライン化ができるかどうか?のご相談が増えています。
当社では、すでにオンラインセミナーの実施も行っており、研修のオンライン化は可能です。実際に実施する上で、オンライン研修でできるコトや事前準備についてまとめておきたいと思います。
●Zoomを使ったオンライン研修でできるコト
1)テキストの画面共有が可能
・講師の画面を共有し、受講者に見せることができる
・受講者の画面共有も、設定を変更すればできる
→参加者人数や会場の広さにかかわらず、全員がテキストを見やすい
2)ブレイクアウトルームでディスカッション
・参加者をいくつかのルームに分け、各ルームでペアワークやディスカッション・ロープレなどができる
・講師は1つ1つのルームを順番にフォローできる(全てのルームを一度に見ることはできない)
→ロープレ時、相手の表情がよくわかるので、トレーニングに効果的
→各ルームでワークが順調に進んでいるか?などサポートスタッフがいた方がより効果的
3)チャットでのコミュニケーション
・質問や感想などチャットで共有できる
→普段、あまり発言のないスタッフも、チャットなので発言しやすい
4)投票機能で意見を聞く
・参加スタッフの状態や意見を「投票」という形式で聞くことができる
・クイズ的に使うことも可能
■Zoomオンライン研修の準備
[環境]
●PC・タブレット・スマホなど情報端末の用意
1人1台、パソコンでのご参加がおススメ(1台の端末で複数名参加する場合、セミナー運営が変わってきますので、ご相談下さい。)
●webカメラが接続されているかどうか確認(内蔵カメラでもOK)
●インターネット回線
Wi-Fi(無線LAN) を使用している場合、ルーターからパソコンまでの距離が遠かったりすると電波が届きづらいことがあります。このような場合、スムーズに受講できないことがありますので、受講前にインターネット回線が適切につながっているかをご確認ください。
[サポートスタッフ]
●接続テスト
●参加者の音声ミュート確認
●参加者の出席確認
●Zoomに関するトラブル対応
「音声が聞こえません」などチャットに質問が入った時の対応
●グループワーク時のサポート
ブレイクアウトルームは講師から見て死角になり、全グループ内で起きていることを俯瞰することができないため、サポートが必要
●ブレイクアウトルームの作成
グループ分けを手動で行う場合、グループの作成
●チャットでの指示・盛り上げ
チャットをどんどん書き込んでもらう
■Zoomオンライン研修のメリット
●オンラインの方がリアルよりも受講者の反応が分かりやすい一面も(受講者の顔が正面から見えるため)
●ブレイクアウトルームでのロープレ・ワーク、投票、チャットなどの機能を使うことで、受講者も飽きずに参加
●場所の制約がない
●移動による金銭的・時間的なコストがかからない
研修の目的・参加者・人数・環境(情報端末・サポートスタッフ)の状況によって、研修内容のアレンジも可能です。どうすればより参加者の方の行動変化が起きるか?をテーマに一緒に考えていきたいと思いますので、オンライン研修ってどうなのかなぁ~という担当者の方も、気軽にご相談下さい。
テーマ:■講演セミナー研修
Posted at 09:00